コンプライアンス関連の求人事情

コンプライアンス業務の求人について

コンプライアンス関連の求人ニーズ

はじめに、コンプライアンス関連の求人を含む法務職の転職市場動向の全体観について。

2007年〜2008年の前半あたりまでは、企業のJ-SOX法(日本版SOX法)導入、内部統制やコンプライアンス強化を背景に、各企業は競い合うように外部からのコンプライアンス関連の求人を積極的に行い法務部門の強化に努める流れが見られました。

上記の話は、ほんの4〜5年前の話ですが、現状と当時では、求人数は約4割程度に止まっており、求人数の回復までは、まだもう少しかかりそうです。
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コンプライアンス関連の求人で需要が多いのは、メーカー、金融、IT分野などの業界です。

特に、同じIT分野でもSI系(システム開発系)かネット系かでも異なり、SI系では、本格化が進むクラウド事業展開に向けて、少しずつですがニーズが高まる傾向にあります。

ネット系では業績好調な企業も多いため、SI系に比べると積極採用に取り組んでいる企業が多いようです。

また、金融系では特に保険業界でコンプライアンス関連の求人が増えて来ています。

保険商品販売において、業界よりも投資家を保護する動きに変わり、投資家向けの販売が拡がり、販売員個人がリスクの高い商品の説明責任を負うことになって、これまで以上の個人情報保護、コンプライアンス強化が必要となっているためです。

コンプライアンス関連の求人事情

コンプライアンス関連の求人で求められるスキルや人物像の話を具体的にしていきます。

◎必要なスキル
コンプライアンス関連の求人で、まずは、法務業務の実務経験が求められます。経験年数は一概には言えず、配属されるポジションによって様々です。3年以上あればOKという場合もあれば、10年以上の経験が必要という場合もあります。
さらに、国際法務の経験が豊富であったり、語学力(特に英語はビジネスレベル以上)の高い人はニーズも高く人気があります。

◎どんな人物像が求められるか?
コンプライアンス関連の求人では、業務を担当する場合、他部署との連携が必要なので、コミュニケーション能力が高いということも求められます。
また、研修機会なども増えるので、コミュニケーション能力だけではなく、協調性や柔軟性、判断能力などが求められます。

◎資格は必要?
"認定コンプライアンス・オフィサー"や"認定コンプライアンス・アドバイザー"といった資格がもっとも有名でしょう。
しかし、コンプライアンス関連の求人情報で資格所持が必須と謳う所はあまりありませんし、実務経験重視・優先というのが現状だと思います。
しかし、自分のこれまでの実務経験を裏付ける意味で、これらの資格取得を目指すのも良いでしょう。コンプライアンス関連の求人では資格を持っていることで優遇される場合もあります。